喫煙経歴40年以上の小生が禁煙に踏み切れたのは、経済的な要因が大きいことに気がつきました。この時期だから言えるのですが、中学3年の初めには既に、人差し指と中指の内側は、他の皮膚の色とは明らかに違っていました。
15歳ともなれば、農家では一人前の仕事をこなします。集落の草刈やドブさらい等の共同作業では、無償の代わりに終了後の直会(なおらい)に酒は欠かせない物でした。
冷酒を茶碗で酌み交わすことで、仲間意識を向上させる手段として、有効であり、男も女も酔うほどに歌い、歌が酒を進めたものです。
他に娯楽の無かった田舎では、それが限られた喜びであり、楽しみだったのでしょう。
そのおかげで、酒とタバコは代理で出席した会合で、半強制的に勧められて、自然と親しんで行きました。とがめる者も無く、隠れてコソコソすることも無く、なんとなく健全な気持ちさえしておりました。
あれから40有余年、健康管理もさることながら、経済的に逼迫してついに禁煙に踏み切りました。原資が無いから止むを得ません。
3年ほど前にも挑戦して【タバコを止めて海外旅行に行こう】と決めて、2年ほど続いたでしょうか?
一本くらいかまわないだろうと手を出したのが命取りで、元の木阿弥となって一日60本の世界に突入しました。再禁煙から一年半、今でも時々誘惑に負けそうになります。麻薬の誘惑って怖いです!!
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