2010年8月6日金曜日

カレーライスorライスカレー


カレーライス
カレーライス
小学校の給食で食べたのが初めてです。それも、鯖カレーでした。昭和30年代の初めのことですから、肉と言えば鯨です。牛肉は言うに及ばず豚肉も鶏肉もお目にかかったことはありませんでした。その代わりに、鯨の肉は日常的に食していました。捕鯨の規制が強まり「調査捕鯨」のみが許可されている実態から、その価格は驚きで、庶民の口に入る代物ではなくなってしまいました。鯨肉と言っても「塩鯨」です。皮膚の下にある油の部分は塩漬けにして保存食になります。塩鮭と同じで、温分の強さは驚くほどだったのでしょうが、多くの食品は塩分の多い方が「旨い」と感じるようです。そんな、塩鯨も時々材料になっていました。
正しい呼び方は「カレーライスかライスカレーか」わかりませんが、大人も子供も好き嫌い無しに食べるメニューでしょう。残りを温めると一段と美味しくなることも、人気の秘密なのでしょうが、そのころには一人前しか残っていないので、早い者勝ちです。

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