2010年10月10日日曜日

空洞化現象

円高など国内企業の輸出環境が悪化して来ると、海外に生産の基盤を移す企業が増加します。すると労働の機会が減り更に国内の雇用が減少して、経済の環境を悪くしてデフレに拍車がかかっていきます。
海運王国と称される日本ですが、便宜置籍船(べんぎちせきせん)として、海外に船籍をおくこともあります。リベリアが受け入れの代表的な国で、他にパナマ、バハマ、キプロスなどの小国に多く見られ、節税を目的としています。ギリシャの船主はこの手法で海運王を生み出したのでしょう。
しかし、国際法の規制によりその手法にも限界を生じ、国家の危機にまで発展したことは、非合法では継続に限界があるということでしょう。継続は力なりです。

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