2011年3月21日月曜日

原子力発電所=安全神話の崩壊

過去にも原発事故は起きていました。
東京電力の福島第一原子力発電所の1号機は水蒸気爆発による建屋の損壊により、原子炉格納容器内の圧力上昇、弁からの放射性物質の排出による地域住民の被爆が確認された。25年前のチェルノブイリ原発災害の二の前は避けなければならない思いと裏腹に、事態は悪いほうに舵を切ってしまった。関係者内部では「危険」を予知した詰が話し合われていたのでしょう。菅総理は早朝からヘリで現地入りして、10km範囲を非難勧告した。官邸に構えて、担当大臣に指示してもよかったとも思われますが、危機感からか早々に現地に飛んだ裏にはそれなりのものがあったのでしょう。官房長官もそのことを強調して報道しているようです。通常専門であり当事者である「東京電力側」からの説明が一番的確で正しく分かり易いと思うのですが、其れが殆ど無く政府の説明弁明に終始していました。
そもそも非常事態に備えた、数々の安全対策が施されているはずなのに、停電でポンプが動かない→サポートのディーゼルエンジンが起動しない→1時間程度稼動可能のバッテリーでポンプを動かし冷却水を注入。
緊急に備えてディーゼルエンジン発電機の点検は行っていたのか?他のエンジンはどうなのか・・・・・電力側から全く説明が無かったように思うが実態は????内閣は東電の代理ではないでしょう、壊滅状態の都市が隣にあるのに、そのことには触れないで原発事故の説明弁明に終始しています。
パフォーマンスが得意な菅総理らしい行動です。其れよりも、指導者らしく行動して欲しいものです。

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