2013年1月7日月曜日

水戸黄門(みとこうもん)



昭和44年♪明るいナショナル♪のテーマソングではじまる「ナショナル劇場」の水戸黄門がTBSをキー局にスタートしました。あれから42年間続1227回ゴールデンタイムで放映できたことは世界でも類を見ない長編TV番組だそうです。
ナショナルはパナソニックに社名変更しましたが、スポンサーの力は絶大だと思います。
もちろん作り手も、1227回平均視聴率22.2%は記録的である、自信作だったでしょう。

製作:C・A・L
と字幕がでるんですが、見流しておりました。その後何の気なしに検索をかけてみたところ、なんと大手広告代理店電通の関連会社のようです。
42年間の長寿番組の秘密は意外なところにあるのかも知れない。

番組の表現する汗・涙・痛快は、日本人の心に生まれながらに持ち合わせている「義侠心」をとりこにしているから、面白いし何よりも手放しで見られるところがよいと思う。

水戸黄門は徳川家康の十一男徳川 頼房の三男、つまり家康の孫です。
頼房は徳川御三家の初代水戸藩主ですが、生涯正室を持たず黄門様つまり徳川 光圀(とくがわ みつくに)は、側室の子供でした。

日本の歴史上、最初に光圀が食べたとされるもの
  • ラーメン
  • 餃子
  • 牛乳酒
  • チーズ
  • 黒豆納豆
諸国漫遊はおろか、隣国へもめったに出掛けなかったようですが、蝦夷地には興味を示し快風丸(かいふうまる)を建造して石狩川に挑戦したが、成果は上げられなかったようです。

新しいもの好きというか、好奇心が強いというか、時代を担うに必要な資質は十分すぎるほど持ち合わせていながら、経済的な裏付けは乏しかったようです。

テレビで見る水戸黄門は、悪徳商人とグルになって私服を肥す悪代官にお灸をすえる等のパターンが多い、所謂(いわゆる)世直し旅をメーンにしております。
世直し=強者をくじき弱者を助けれ=任侠 を看板にしているわけですが、任侠という言葉を勘違いしないようにしましょう。
それは、体を張る自己犠牲的精神をさし、前漢の劉 邦(りゅう ほう)は、任侠を重んじて項羽と戦い初代皇帝になりました。
このことは、三国志 等にも書かれえいます。
黄門様も読んだのでしょうか??

徒党を組んで弱いものいじめをすることではありません。チンピラややくざ者の行為は最も任侠からは遠い行為です。


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